ABOUT MOVIE

INTRODUCTION

高知の「おきゃく」は、

高知県の人々にとっては
日常に当たり前にあることですが、
高知以外の者からすると、
実に不思議で羨ましい”文化”です。

日常で仲間と杯を酌み交わす「おきゃく」、
脈々と受け継がれる神祭の「おきゃく」、
人生の船出そして別れの「おきゃく」、
豊穣や大漁を祝う「おきゃく」...。

「おきゃく」があれば笑顔になれる、
「おきゃく」があるから
高知は幸せだと皆が誇れる文化。

そこには、日本各地で失われつつある
もてなしともてなされの原風景があります。

しかし、高知の伝統的な「おきゃく」の機会が減り、
「おきゃく」が身近なものではなくなりつつあります。

今回の映画は、単なる「おきゃく」の観光PRなどを
目的とするものではありません。
「継承」と「発信」を目指します。

今、残しておかなければならない、
今後も継承していかなければならない大切な文化、
そこから見えてくるヒューマンドキュメンタリーを
記録として残します。
それを日本各地、あるいは世界中の人々に
発信したいと思っています。

そのために、土佐のおきゃく大使である植野広生が
各地の「おきゃく」を巡り 「おきゃく」がある暮らしが
綿々と繋がっていることを、
時空を越えて実感できる映画を製作します。
人と人がつながり、幸せになれる「場」を
自然につくれる高知の物語です。

それが、コロナ禍で世界中が
感じているせつなさを癒す
ヒントにもなり、本当の意味での
「幸せ」につながることを祈って。

おきゃく大使 植野広生

お酒の画像
おきゃくの画像
挨拶を交わす様子

PRODUCTION STAFF

発起人

植野広生(うえの こうせい)

1962年、栃木県生まれ

七五三で神社にお参りした際に
お神酒をお代わりする。

法政大学法学部に入学。

上京後すぐに
銀座のグランドキャバレー「モンテカルロ」で
黒服のアルバイトを始める。
その後、鰻屋や珈琲屋、アイスクリーム屋など
多数の飲食店でアルバイトを経験。

卒業後、新聞記者を経て、
出版社で経済誌の編集を担当。
その傍ら、大石勝太(おおいし かつた)
「おいしかった」のシャレ)のぺンネームで
「dancyu(ダンチュウ)」
「週刊文春」などで食の記事を手掛ける。

2001年プレジデント社に入社、
以来「dancyu」の編集を担当し、

2017年4月に編集部長に就任。

2020年より(月)~(金)放送
「日本一ふつうで美味しい植野食堂by dancyu」
(BS フジ)出演。飲食店の厨房に伺い、
料理を教えてもらいながら、

一品に込めた料理人の思いを伝える。

その他、「情熱大陸」(毎日放送)、
「プロフェショナル 仕事の流儀」
(NHK)をはじめ、テレビやラジオに多数出演する。

高知県の「土佐おきゃく大使」、
宇都宮市の「誇れる宇都宮愉快市民」、
栃木市の「ふるさと大使」を務め、
地域の活性化にも着手。

趣味は料理と音楽と言葉遊び。
食と音楽のイべントを手掛けるなど幅広く活動する。

著書に
「dancyu“食いしん坊”編集部長の極上ひとりメシ」
(ポプラ新書)。

いまだに「大きくなったら何になろう」と
真剣に考えている。

植野広生の画像 植野広生の画像
  • 監督

    共同テレビジョン/ 演出・プロデューサー。

    「日本一ふつうで美味しい植野食堂by dancyu」
    プロデューサー。

    各局のドキュメンタリーやバラエティ番組を
    演出・プロデュース。

    番組の他 、
    羽生結弦/髙橋大輔/宇野昌磨/浅田真央の
    ドキュメンタリーDVDを演出。

    アメリカ・オハイオ州にある高齢者介護施設を舞台に、
    認知症を患いながらも学習療法により
    自分らしさを取り戻していく姿を
    捉えたドキュメンタリー映画
    『僕がジョンと呼ばれるまで
    (原題:Do You Know What My Name Is?)』で
    初監督を務め、米・独映画祭にて
    最優秀観客賞・奨励賞・特別選考賞など受賞。

    第87回アメリカアカデミー賞
    ⻑編ドキュメンタリー部門・日本初正式出品作品。

  • 製作

    ドラマやバラエティ、ドキュメンタリーなどの
    テレビ番組、映画、Webやモバイルのコンテンツ制作、
    DVDの企画・制作、企業向けのビデオや
    CMの企画制作、大型イベント実施など。

    企画、制作、編集、撮影、中継、オンライン配信まで、
    作品を多角的に一貫して作り上げる総合制作会社。